生涯スポーツとしてサッカーを! 2006年12月、ジュニアの卒業生が、地元密着で活動しているサウスユーべFCに戻ってトップチームを再生。 これで、キンダーからトップ、シニアに至るまでの各カテゴリーが揃い、かねてから私共の念願でした「生涯スポーツとしてサッカーを続けられる環境づくり」の第一歩を踏み出すことができるようになりました。 2007度からは、世界で活躍できる選手の育成という大きな夢に向かい、スタッフ一丸となって、下部組織からトップ選手を育てることを目的とした指導を行ってまいります。 定員制の導入 より多くの子供たちに、サッカーの楽しさ、スポーツの楽しさを伝えたい。 それが私共、NPOサウスユーべFCのミッションですが、やみくもに子供たちを集めれば、十分な指導もできず、逆に子供たちのチャンスをつぶすことになってしまいます。そこで、現在の状況(活動スペース、スタッフ数、試合数等)を鑑み、2007年度より定員制を導入。ジュニア(小学生の部)、ジュニアユース(中学生の部)、ユース(高校生の部)につきましては、各学年、定員20名とします。 |
| 一貫指導 数年前まで、私共のジュニア(小学生の部)から巣立っていった子供たちは、それぞれ別の学校、クラブに進んでサッカーを続けていましたが、環境と合わずに途中でやめたという話を聞くたびに、心を痛めておりました。 私共、NPOサウスユーべFCは、2007度より「完成期に向けた選手育成」に向け、長期的な視野に立った指導を再確認すると共に、全てのカテゴリーを通した一貫指導体制を整えてまいります。 ◆子供の発達段階に応じた指導をする 神経系の発達の著しい「プレゴールドエイジ年代(幼稚園児から小学校の中学年)」、動作習得にとって最も有利な「ゴールドエイジ年代(小学校中学年から高学年)」、発育のスパート期を迎え、その結果、これまであまり目立たなかった選手が急に頭角を現したり、逆に少年期のスターが単なる平凡な選手になったりする「ポスト・ゴールデンエイジ年代(中学生)」、自立のための準備期となる「インディペンデントエイジ年代(高校生)」。それぞれの発育発達段階に応じ、また子供一人一人のそのときの状況に応じて最善の指導をします。 ◆チームの結果より個人の上達に重点を置く 単にチームが勝っても何の意味もないこと。個々の上達が、結果としてチームの勝利に結びつくものと信じています。 具体的には、一人一人がなるべく多くプレイできるメニューを実施することで成功の経験を増やし、「楽しい」から「またやりたい」に繋がる気持ちに結びつけていく。それを繰り返すことで、子供たちは「どうしたらいいの?」から「こうしよう!」と次第にプレイや発想のレパートリーを増やしていきます。身につく速度は個人差があって当然のこと。時には、じっくり待つことも大切な指導だと考えています。 ◆自分で考える力を身につけさせる サッカーの本当の楽しさは自分自身が考えたイメージを形にすることでしょう。そのためには技術はもちろんのこと、発想の引き出しを増やさなければなりません。指導者が先に答えを与えれば、子供は自発的に考えなくなってしまうもの。そこで、私共は、教えすぎず、考えるプレイを習慣化させることを第一に考えています。 そのためには、まず、チャレンジできる環境を与えること。リスクを恐れず繰り返しチャレンジすることで、失敗が成功に変わっていく。そのときに子供は大きく成長するものです。 楽しいことがサッカーの原点。観ている観客もプレイヤーも同時に楽しめるサッカーをめざし、私は14年間、子供の指導に携わってきました。正直言って指導に迷いのあった時期もあります。 でも、私に常に驚きを与えてくれたのは子供たちでした。彼らから多くのことを学び、共に成長してきたといっても過言ではありません。彼らの中にある無限の可能性を信じ、私自身、今後も果敢にチャレンジし続けていきたいと考えております。 NPOサウスユーべFC代表 神津 慧 |
| 「夢中で遊ぶ」「とにかく楽しむ」 キンダーという年代はサッカーを理解する、上手になるということよりも体を動かす楽しさ、そして何かが出来た達成感を味わうということがとても大切だと思っています。 一回しか出来なかったことが二回に増えた。恥ずかしくて出来なかった練習に参加できた。こけて泣いちゃったけど、その後を頑張れた。 チャレンジに失敗はつきもの。 とくに世の中新しいものだらけのこの年代は、すべてがハラハラドキドキの連続。 グランドに入ることだけでも大変な冒険です。 そんな冒険の一つ一つをクリアして、いつしか夢中でボールを追って、そして楽しんで。 気がつかない間にサッカーを上手にさせてあげてあげる。 だから、「楽しむ」、「遊ぶの」前にサッカーは存在しません。 サッカーは後からついてくる。 「夢中で遊ぶ」「とにかく楽しむ」。そんなことだけを考えているクラスです。 NPOサウスユーべFC キンダーコーチ 小櫻真也 |
| 「サッカーを本当に楽しむために」 自分がやりたいサッカーがあったとしても、それを表現するためには必ず技術が必要になります。 絵が好きでも、筆の使い方、色の出し方が分からなければ、キャンパスに想いを表現できないことに似ているかもしれません。 ジュニアユースでは、小学生年代で習得しきれなかった技術や個人戦術の習得を目的として、平日3回の練習(プラス土日の試合)の中で、 二つのトレーニングを軸に練習を行っております。 @20分間のリフティング 練習の最初に必ず行います。 バスケットコート縦幅の距離を、落とすことなくリフティングが出来たらクリア。 利き足、逆足、両足という順番で、インステップ、インサイド、アウトサイド、頭、頭に乗せて移動、蹴り上げたボールを胸に留める、肩、踵・・・と続きます。 早ければ3ヶ月、遅くても一年やればアウトサイドでリフティングが出来るようになります。 ボールコントロール、そして体の使い方を習得してもらいたいということが目的です。 たまにやるのではなく、毎回やるのがポイント。一日ピアノを弾かないと、一週間感覚が戻ってこないなんて話を聞いたことがありますがこれも感覚の問題。 だから毎回です。 Aミニゲーム 人数、タッチ制限、その他の制限、いろいろな条件はその都度つきますが、リフティングの後はミニゲーム。 それは、ゲームの中にこそ伝えたいことが詰まっているから。 それぞれがゲームを通じて、いろいろな事を感じ、そして最低限の個人戦術、条件に対し考える習慣を身につけていってもらいたいと思っています。 すべては、誰かのためじゃなく、チームのためじゃなく、自分のため。そして見ていて、やっていて楽しいサッカーを実践してもらいたいがため。 「個」を育て、そしてその「個」と「個」が掛け合わさって、僕らの想像を超えていく。そんなサッカーを目指しています。 |
骨格の急激な成長により、身体の支点・力点・作用点に狂いが生じ、新たな技術を取得するには不利なクラムジー時期が終わった15,16歳以降は、自立のための準備期です。すなわち、今まで身につけたサッカーの基本を実戦の中でも発揮すると共に、個性を発揮できるようになるのが、この年代の特徴と言えるでしょう。 世界のサッカーを見ると、17,18歳で代表として活躍している選手もいれば、トップチームでプレーしている選手も大勢います。技術・戦術・体力・精神力、いずれも高度なものが要求される年代ですから、フィジカルトレーニング、メンタルトレーニングも取り入れた練習メニューを構築することも必要です。 ただし、我々指導者の役割は、対象がどの年代であっても「サッカーの楽しさ」を教えること。つまり、選手たちがよりクリエイティブな選手へと育っていくための手助けやアドバイスをすることに他なりません。 クリエイティブな選手とは、局面で何をすべきかを選択し、現在、自分の置かれている状況でもっとも良いプレーを選択して、実行する選手。良い習慣が身につけば、自分の武器(個性)をより効果的に使えるようになるでしょう。 すなわち「解決法を与える」指導ではなく、「解決法を見出す能力を身につけさせる」指導をするという点に関しては、ジュニア年代、Jrユース年代となんら変わりません。 その上で、選手がすでに知っている基本(しかし、ゲームの中ではなかなかできないこと)を、意識すればできるレベルから無意識でもできるレベル(習慣化)まで高めていく。このようにサッカーの基本と個性とは相反するものではなく、互いに影響しあう相互関係にあるものだと考えます。 もちろん、そのためには、我々指導者も自分の能力を高める努力をしなければなりません。 さらに、選手に良い習慣が身につくように、より高いレベルでのトレーニング環境を提供することも必要でしょう。互いの競争意識を高めていくためにも、実力のある選手は、どんどんトップの練習に参加させていきたいと考えています。 指導者としてはまだまだ未熟ですが、ユース選手と共に成長していくつもりです。 NPOサウスユーべFC ユース監督 石崎純平 |